お初天神ハシゴ酒
お客様の創業100周年イベントにお呼ばれしてめちゃ久しぶりに大阪へ来てます♪
某有名アーティストのシークレットライブもあったりと盛大なパーティ帰りにちょっと一杯引っ掛けるのは、北新地でもミナミでもなく、曾根崎のお初天神。近松門左衛門の曽根崎心中の所縁の地です。
目指すは北サンボアさん、こちらも創業100年のBarです。この地では70年位みたいですが、カウンターは元祖の店から移設されたりと、歴史を感じるお店ですね〜。
ベテランバーテンダーの作るハイボールに唸りながらも、肩肘張らずに気楽に飲めるのは大阪だからでしょうかσ(^_^;)
フラッと立ち寄った北龍さんも創業50年以上、なんか長生き出来そうな気分になるハシゴ酒です(笑)
台風の影響で魚も少ない中、お造りと鯖の辛子漬け焼きに大阪の日本酒、秋鹿の山廃を合わせてみます。
辛子漬け焼きって初めてですが、辛さは無くて辛子の爽やかな香りが、酒に合います♪今度作ってみよっかな。
ハシゴ酒を終えて、今夜の宿の梅田駅へ。身体を気遣って締めのラーメンは断念……でも餃子だけ食べよかな〜σ(^_^;)
餃子三人前とレモンサワー3杯で締めたはずが、ホテルの裏に魅惑の横丁が……たぶんハシゴ延長されてます……
長生きはまだまだ先の話になりそうですな(笑)
センターグリル 野毛
野毛のセンターグリルが改装したそうなんで、覗きに行って来ました。改装ってよりは拡張でしたねσ(^_^;)
ホテルニューグランドの2代目料理長がナポリタンを考案したそうですが、これは特製トマトソースで作られた、ちょっと高級パスタ。 これを庶民派にケチャップで作る今のスタイルのナポリタンにして提供し始めたのが、こちらセンターグリルさんなんだそうです。
迫力の極太麺ですね〜、遠近感が狂って一人前のパスタが、弁当の隅にある付け合わせに見えてきます(笑)
このパスタ特注かと思いきや、売ってる所では普通に売ってます。直径はなんと2.2mmです💦
自宅で作るナポリタンはもちろんセンターグリル風に………と言いたいトコですが昭和の喫茶店風σ(^_^;)茹で置きしてモチモチにした麺としっかり炒めたケチャップの甘さは良い感じなんですけどね〜♪
ケチャップ使った料理だと、豚のロース肉をケチャップとウスターソースで味付けした、ポークチャップってのもありました。
これ作るとケチャップの香りが充満して、匂いだけでビール飲めそうです(笑)
太陽と月を待ちわびて
梅雨の長雨で農作業も釣りも出来ないけど、雨が降りそぼる中、いそいそとBarへ出向くのも良いもんです。
こんな夜はウイスキーですかね〜、お店の気遣いで月の酒に太陽の氷をあしらってもらいました♪酒だけでも梅雨明けしときますかσ(^_^;)
熟成樽の違いを飲み比べてみたり、充実の独り酒、たまにはこんな洒落乙な夜もあるのですよσ(^_^;)
結局この後、安定のハシゴ酒だったのは内緒ですが………(笑)
ホヤの塩辛
青森へ帰省中の友人から特大で鮮度抜群の海鞘を送って頂いたんで、今宵は海鞘パーティです♪ 海鞘……よくホヤ貝とか言われますが貝類ではなく、ナマコなどとも違う尾脊動物と呼ばれる謎の生物です。幼生ではオタマジャクシの様な形態で尻尾振って泳ぐんだとか……全く想像つきませんね〜σ(^_^;)
何と言っても、ホヤ水くぐらせた刺身が一番ですが、長く楽しめる様に塩辛も作ってみました♪ 胡瓜と相性良いんで、付け合わせの胡瓜もホヤ水に漬け込んで、漬物も作ってみたりと、まさに海鞘尽くしσ(^_^;)
酒はもちろん日本酒ですが、漬け物には焼酎や泡盛のロック合わせても涼し気で良い感じですね〜♪
そんな訳で今宵のお酒は、地元厚木で創業200年の黄金井酒造AZ-IIIと粕取り焼酎旗頭で♪ AZは杜氏が飲みたい、作りたい酒を一から十まで自分で手を掛けて作る酒……A to Zがコンセプトだそうです。
燗酒から焼酎ロックへの継投で今宵も気持ち良くなってますσ(^_^;) それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/
本場キューバのモヒートを♪
今宵の一杯目は、畑から摘みたてのイエルバブエナで今シーズン初のモヒート♪
イエルバブエナ……訳すと『良い葉っぱ』って意味だそうです、大麻の隠語みたいですが普通のハーブですよ〜σ(^_^;)正確にはミントではないそうですが、本場キューバのモヒートはこのハーブを使うのが王道なんだとか♪
数年前にそんな話をバーで聞きつけて、苗を仕入れて栽培を始めてみました♪美味い酒を飲む為にはどんな手間も惜しまないのが我が家の流儀ですσ(^_^;)
普通のミントに比べてミント感というか、ハッカ感は少ないものの、野趣溢れる香りは大人のモヒートを演出してくれます。昨年から知り合いのバーに置いて貰い、夏場の楽しみが増えました♪
今宵はライムもカフィアライムというコブミカンを使って、更に大人テイストのモヒートに仕上げて頂きました。これちょっとやばい位旨いしカッコイイんじゃないの〜?
今日はこのままオーセンティックバーを愉しみますよ〜♪
バーボン樽の香りが重厚なスプリングバンク14年バーボンウッド、限定ボトルです。
更に更にグレンリベット赤玉、1970年代の貴重なボトル、こちらはシェリー樽の香りが華やかですね〜♪
ちょっと贅沢過ぎて、完全に非日常的な晩酌ですσ(^_^;)
締めの一杯はクラフトジン『こころ』
蒸留時のボタニカルに日本の山椒を加えたロンドン産のジンだそうです。ちなみに醸造者はC.Wニコルさんの甥なんだとか。
こいつに山椒の葉をあしらって、挽きたての山椒をパラリと……
う〜ん、大人の晩酌ですねσ(^_^;)
たまには背筋をピッと伸ばして、オーセンティックバーで非日常的な晩酌を愉しむのも良いもんですね〜♪
それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/
今宵のお店は、厚木のsunfaceさんです。
- ジャンル:バー
- 住所: 厚木市中町1-8-4 メスティー1F
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- (写真提供:stmy837)
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鰻、坂東太郎♪
坂東太郎、利根川の異名を冠したブランド養殖鰻です。日本一とも言われる利根川の天然鰻の味わいに限りなく近づけた、究極の養殖鰻なんだとか。
普通の養殖鰻は半年程度で出荷するところ、坂東太郎は約一年かけて育てられるので、出荷量も少なく、全国でも信頼おけるお店数十軒にしか卸していないそうです。
そんなん聞いたら、食べたくて食べたくて震えるby西野カナ状態ですσ(^_^;)
新横浜駅近くの御食事処スズキは数少ない、坂東太郎を味わえる一軒、下町の食堂的な佇まいが最高ですねぇ。普段は予約必須との事でしたが、たまたま1つ席が空いてたので入れちゃいました♪
はじめまして、こちらが坂東太郎くんです。入店前に感動の対面でした(笑)張りのある身を見ると素人目にも只者ではないのがわかりますね〜♪
お値段の方も只者ではないんですが、こいつはブランド鰻、こちらでは庶民にも優しい価格で提供して頂いている様です。今日は肉厚しか入荷が無いそうで、肉厚の坂東太郎鰻重4,200円を注文……大奮発ですσ(^_^;)
注文が入ってから鰻を捌くので、ちゃんとした鰻屋さんでは一時間弱は待ち時間があります。黙って焦らず一杯飲りながら待つのも鰻屋の醍醐味です。
僕も骨の唐揚げポリポリしながら、山廃の田酒を傾けて主役の登場を待ちます。
いよいよ登場のうな重は迫力ありますね〜、まさに肉厚で存在感ハンパないです。
肉で言えば霜降り状態の身はフワフワのトロトロ、しっかり旨味もあって、ちょっと食べた事無い異次元の鰻、目を瞑って一口づつ大事に味わいたくなります♪
素焼きした肝吸いの肝も臭みなく上品な味で、会心の一食でした。
そう頻繁に食べられる値段ではありませんが、一度食べたら虜になる事請け合いですよ〜♪
山利喜 〜東京三大モツ煮①〜
東京三大モツ煮、酒場ライターの太田和彦さんが著書で提唱した煮込みの銘店、月島の『岸田屋』、北千住の『大はし』、森下の『山利喜』の事だそうです。 これに立石の『宇ち多』、門前仲町の『大阪屋』が加わると東京五大モツ煮、何れ劣らぬ呑兵衛の聖地ですねσ(^_^;)
今日はそんな三大モツ煮の一角、山利喜を目指して森下駅にやってきました♪開店前に着いちゃったんで、酒場放浪記宜しくちょっとお散歩を……σ(^_^;)
五間掘にかかる弥勒橋のたもとにある、鬼平ファンに有名な本所弥勒寺門前の笹屋へ。って、フィクションなんで実際には弥勒寺を参詣しただけですが、気分は江戸時代の酔っ払いですσ(^_^;)
最近は携帯のアプリで現代の地図と見比べながら古地図が見られるんで、歴史ロマンを楽しむ旅も随分お手軽になりましたね〜♪
そうこうしてるうちに夕暮れ時、いよいよお目当ての山利喜さんへ向かいます。
こちらは創業1924年、もうすぐ100年居酒屋になろうかという老舗です。開店時間の5時を過ぎると大提灯と暖簾が出されていよいよ入店、平日だった事もあり本日一番乗りを獲得です♪
まずは酎ハイレモンとモツ煮(玉子入)をオーダー、お通しの切り干し大根の酢の物をちびちびつまみながら晩酌スタートです♪
程なくグツグツ煮えたぎったモツ煮が登場、器の中で煮えたぎるマグマの様な姿は、圧倒的な存在感です。
こちらのモツ煮は野菜などは入らず、シロとギアラのみをじっくり煮込み、半世紀に渡って継ぎ足して作られてるんだとか。
本館の鍋も半世紀使い込まれた年代物、山利喜さん曰く「時間という隠し味」が効いているそうです♪
焼き物も秀逸、特に軟骨叩いたつくねがツボでした♪何故か他のお客さん焼き物頼んで無い様で、しばらくは僕のオーダーで焼き台貸し切り、なんとなく悦に浸る時間でした。
皆さんガーリックトーストで残った汁を掬って食べてる様ですが、今回はゆで卵の黄身に絡ませて美味しく頂きました♪
近所にはさくら鍋で有名な『みの家』もあります、趣きありますよね〜♪
そして近所にあるこの長屋、キッチンぶるどっくはキタナシュランでも紹介された人気洋食店、アド街にも出てた天ぷらの『満る善』、他にも気になる店ばかりの長屋ですが、今年の6月で取り壊しになってしまう様です。
今のうちに森下満喫しておきましょう。
それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/